リーラスクール第14回

リーラスクール・感じる解剖学 集中講座4―歩行・ヒトのからだは、動いてナンボ―
講師:平山昌弘 / アシスタント:原田優子

集中講座の最終課題は、[歩行]。これは、3つの前講座の統合 でもあります。 股関節に始まり、背中と肩甲骨、呼吸、へと展開し、 再び、今度は、動きのなかの股関節 に終わる、とも言えるでしょう。
立って、歩くこと―
それは、ヒトにしか与えられていない、原初の動きであり、ヒトの全ての可能性の原点―です。 と同時に、健常なヒトならば、歩けない方はいないのに、 そのプロセスはとても複雑で、知覚的に理解し、体感することが、難しいジャンルでもあります。 だからこそ、歩行 がリアリテイをもって理解できたとき、 からだを観ていく能力は、飛躍的に高まります。
目指すのは、動きのなかで安定しているからだ・・・人生という活動の場の、根本的な武器かもしれませんね。
全身と関わるとはいえ、股関節が重要なパートになってくるので、 今回の講座は、今までに股関節の講座を受講したことがある方のみ、を参加対象とします。リーラスクールの講座に限らず、イントロでも、集中講座でも、 平山さんに股関節の講義を受けた方は、参加資格あり、です。秋まっただなかの、光の美しい伊豆高原で、 一緒にからだを探索する時間を、楽しみにお待ちしています。リーラスクール 松本くら

日程

11月2日(日)12時―18時(夕食後自由参加の講座あり)
11月3日(月)9時半―16時/1泊2日

この講座の応募は終了いたしました。たくさんのご応募、ありがとうございました!!

レポート

[感じる解剖学]の最終課題[歩行・ヒトのからだは動いてナンボ]で、ヒートアップしました。 10名の参加者の歩行への探求は、まさしくヒートアップという言葉がふさわしい、熱気でした。
どう歩くか? どう動かすか?そんな、 そこらの[歩き方教室]がやっていることには、意味がないぞ!歩き方は十人十色、それを一つのパターンにはめ込むことは、無理を強いること、 そんなことより、今、自分がどう動いているか?を、知覚して、動いて、変化をみる、 そのプロセスなしに、歩行は変わらないぞ!
おなじみ平山さんの、熱意あふれる大声に励まされて、 みんな、見えない股関節の動きに、知覚を集中させていきました。
見えない股関節を、イメージしながら動かし、感じる力が増していくにつれ、 股関節にのる感覚が掴め、安定したからだで、無駄な力を抜いて歩ける・・・ その体感と快感!そうなってくると、脚のみならず、からだ全体から力が抜け始め、 背中も緩む、首も緩む、呼吸も広がる・・・ あまり緩むので、眠くなったり、だるくなったり、暖かくなったり、 からだに起こる変化の大きさを、驚きとともに受け止めていくことになります。
歩行は全身運動、からだ全体とつながっている、と、改めて思い知りました。と同時に、 歩くことに現れている癖が、どんなに自分の性格やパターンを反映しているか、 ということも。だからこそ、繰り返し自分の内側の動きに立ち戻り、感じ続けないと、 変化は定着していかないのだ、と。
からだって、ホントに、キリなく深い。でも、つながった時にもらえるギフトも、大きい。
その感覚を、決めつけることなく参加者に委ね、 参加者の主体性を重んじて、アドバイザーに徹してくれた、平山さんと優子さん、 まさしく、それこそが、からだからのアプローチ ですね。プロセスの全部に、ワクワクと取り組んでくださった参加生の皆さんと共に、 全体が作り出した、濃密な講座を、深々とありがたく思います。

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